◆◆◆◆◆◆1989年沖縄蝶ニュース◆◆◆◆◆◆
概要;「1989年、日本の蝶10大ニュース」より。
クロテンシロチョウ越冬に成功!!;1988年に与那国島で発生したクロテンシロチョウのその後について書かれている。発生迷蝶はいつ消えるかわからない事から、この蝶を求めて多くの蝶屋が与那国入りしたことを伺える。
カバタテハ・タイワンシロチョウ定着化!!;迷蝶と言われると微妙であるが、カバタテハについては1987年〜1988年にかけて八重山諸島、各島でも確認され分布拡大、定着化を思わせているとある。今となってはカバタテハは殆ど見られなくなった蝶で、新参者はいつしか消えると思ったほうが良さそうだ。
ヤエヤマムラサキ、4年ぶりの大発生!!;発生迷蝶の常連で、今なお消長を繰り返す移動力の強い蝶だといえる。。
《沖縄島》
タイワンツバメシジミ;1♂4♀ 与那 9月14日(蝶研サロン情報集より)。
《阿嘉島》
イワカワシジミ;10幼虫 阿嘉島 12月9日(蝶研サロン情報集より)
《石垣島》
ホリイコシジミ;1頭 新川 10月23日(蝶研サロン情報集より)
タイワンアサギマダラ;1♀ バンナ第三鉄塔 5月2日(蝶研サロン情報集より)
マルバネルリマダラ;1♀ バンナ岳 8月15日、1♀ 万勢山林道 10月26日(蝶研サロン情報集より)
シロオビマダラ;1♀ バンナ岳 8月21日、1♂ バンナ公園 10月5日(蝶研サロン情報集より)
カバタテハ;4頭 バンナ岳 11月13日、ほか新川・川平・登野城・白保・冨崎で数例(蝶研サロン情報集より)。
《竹富島》
シロオビマダラ;1♀1♂ 竹富島 10月13日(蝶研サロン情報集より)
カバタテハ;約70頭 竹富島 10月24日、ほか多数例(蝶研サロン情報集より)
《小浜島》
カバタテハ;数頭 小浜島 11月中旬(蝶研サロン情報集より)。
《西表島》
ルリウラナミシジミ;多数 白浜 5月2-6日(蝶研サロン情報集より)
ホリイコシジミ;1頭 船浦 10月7日(蝶研サロン情報集より)
タイワンアサギマダラ;1♂ 船浦 8月22日、1♂ 上原 10月19日(蝶研サロン情報集より)
ヒメアサギマダラ;1♀ 上原 9月20日(蝶研サロン情報集より)
コモンマダラ;1♀ 高那 10月15日、1♂ 野原 11月5日(蝶研サロン情報集より)
マルバネルリマダラ;1♀(フィリピン亜種)バンナ岳 10月7日(蝶研サロン情報集より)
カバタテハ;幼虫も含め多数 大原 5月2-6日、ほか数例(蝶研サロン情報集より)。
《波照間島》
タイワンアサギマダラ;1♂ パマ崎付近 5月26日、1頭 波照間 6月1日(蝶研サロン情報集より)
シロオビマダラ;1♂ パマ崎付近 5月23日、1頭 波照間島 11月12日(蝶研サロン情報集より)
カバタテハ;3頭 波照間島 3月28日、ほか数例(蝶研サロン情報集より)。
《与那国島》
タイワンモンシロチョウ;60頭 各地 4月30日、ほか1例(蝶研サロン情報集より)
クロテンシロチョウ;6頭 各地 4月30日、6頭 満田原 11月8日。ほかこの期間に多数例(蝶研サロン情報集より)
シロウラナミシジミ;1頭 与那国島 10月9日(蝶研サロン情報集より)
ウスアオオナガウラナミシジミ;9♂5♀ 満田原 11月8日(蝶研サロン情報集より)
ヒメアサギマダラ;1♂ 宇良部岳 8月21日(蝶研サロン情報集より)
コモンマダラ;2頭 与那国島各地 5月26日、1♂ 桃原 6月9日(蝶研サロン情報集より)
ミナミコモンマダラ;1♀ 桃原 6月13日、1♂ 桃原 9月26-28日(蝶研サロン情報集より)。
●《年度別沖縄蝶ニュース2000年以前》●
ここでは2000年以前の年度ごとに沖縄県内の記録をまとめました。島嶼ごとに当時どんな話題があがったか、記録されたかを主に蝶研出版の発行書籍を繙き、沖縄県内の蝶ニュースをまとめています。「蝶研サロン」の重大ニュースなどを元に自分用の文献・記録の覚書ともいえ、記録された文献・筆者なども可能な限り書いています。
なお2001年以降は『年度別蝶ニュース』として、沖縄本島と周辺離島、宮古諸島、八重山諸島(与那国島のみ別枠)と大きく3つの地域に分け、蝶に関するニュースや話題を年度別に紹介しています。
見たい・知りたい年度を以下クリックしてください。2000年以前はこちら。「沖縄県の島の案内」インデックスへ。
《年度別蝶ニュース(沖縄本島と周辺離島)》インデックスへ。
《年度別蝶ニュース(宮古諸島)》インデックスへ。
《年度別蝶ニュース(八重山諸島)》インデックスへ。
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